白川智弘准教授
長岡科学技術大学
情報・経営システム工学科 知能情報学研究室
ノーコードの場合は、比較的短期間で成果物を生み出せるため、具体的なゴールからのトップダウンで学習を進められるという利点があります。ゴールがはっきり見えれば、何をどういう順番で習得すればよいのかが明確になり、学習のモチベーションが上がるだけでなく、学習自体もスピーディかつ効率的になるという効果が期待できるため、情報工学科でもノーコードの授業を導入すべきだと考えました。
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日本における慢性的なデジタル人材の不足は年々深刻化しており、IMDの調査によると、2020年時点での日本のデジタルの競争力は世界27位、デジタル人材の充実度は22位という不本意な結果となっています。
デジタル人材の不足に起因するデジタル競争力の低迷や社会全体でのデジタルリテラシーの格差は、DXの推進を阻害する喫緊の社会課題となっています。
私たちは、ノーコード開発を起点としたIT教育プログラムの開発・提供を通じて、DX推進を担うデジタル人材の育成に取り組んできました。
IT教育にノーコード開発を導入することで、ソフトウェア開発の全体像を短期間で理解出来るようになる他、情報工学やビジネス戦略設計といった上流工程により多くの学習リソースを配分できるようになるという効果も期待出来ます。
NoCode Japanの教育プログラムは、民間企業や政府公的機関から教育機関まで、様々な導入事例があり、それぞれの企業・団体が持つ固有の課題に併せて最適なプランを提供します。
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