今年も大型調達を実施し、日本でも着実にユーザーを増やしているBubbleはノーコード業界をけん引する存在ともいえます。PWAを中心に様々なアプリケーションを開発することが出来るBubbleですが、プラグインのマーケットプレイスが充実していることでも知られており、用途に合わせてプラグインを導入することで開発の幅が大きく広がります。
今回はBubbleを使う上で導入しておきたいオススメのプラグインを紹介します。
Toolbox
Toolboxには、値、変数、演算子、関数などを規定できるExpression、カスタム化されたJavaScriptを呼び出してBubbleのワークフローに埋め込むことができるJavascript to Bubble 、データソースを管理するためのList of Numbers、List Item Expressionが入っています。本格的にアプリを作りこむ際のスタンダードとも言え、ダウンロード数でも常に上位に入っているプラグインです。無料で使えるので是非、入れておきたいプラグインのひとつです。
【開発者のコメント】
「Bubbleに拡張性を持たせたいなら1番におすすめできるのがtoolboxです。自分でJavaScriptのコードを記述することで動的な処理を行うことが可能になります。」(NoCode Japan CTO中利弘)
API Connector
外部APIとBubbleを接続するためのツールです。初心者には壁となることが多いAPI連携ですが、扱いこなせるようになるとアプリ開発の幅が一気に広がるので、是非、チャレンジしてみてください。以下のように日本語の解説記事もあるので参考にしてみると良いでしょう。BubbleでAPIを使ってみよう!、Bubble.ioでAPI Connectorを利用する
API Connector bubbleで外部サービスと繋げたい場合はこのプラグインを使います。例えばSlackAPIを用いて通知を行ったり、Weather APIを用いて天気データの取得を行ったりできます。(NoCode Japan CTO中利弘)
Chart JS
23種類のカスタマイズ可能なチャートを作成できるプラグインです。Javascript chart library (Chart.js)を利用して作られるので扱いに慣れている人も多いかもしれません。
「bubbleで綺麗にチャートを表示したい場合はこのプラグインを使います。あらゆるチャート(現在23種類)に対応しており、サポートも手厚いです。買切りだとお高めなので、サブスクリプションでまずは試してみてもいいかもしれません。」(NoCode Japan CTO中利弘)
Video.Js
動画を簡単に埋め込むことが出来るプラグインです。手軽に扱うことのできることもありダウントード数は2万を超えます。ただ、オートプレイやミュートなどの機能はないため、カスタマイズ性を取るのか、手軽さを取るのかで評価は分かれます。
動画を簡単に埋め込むことができて任意の大きさにカスタマイズできます。(NoCode Army 坂本裕朗さん)
Color QR Code Generator
QRコードを任意の大きさで作成することができるプラグインです。
Air Color Picker
好きな色を簡単に選択できるプラグインです。動的に色を変更することも可能でデザインの幅が大きく広がります。アップデートも頻繁に行われており、扱いやすいのが特徴です。
Google Material Icons
Google が提供しているマテリアルアイコンを簡単に使えるようにしてくれるプラグインです。導入した後は、を選択し任意の場所に配置するだけでアプリを彩ることが出来ます。アプリのデザインを設計する際に非常に役立つプラグインです。
Google Sign-in
Googleアカウントによりアプリへのサインインを可能とするプラグインです。アプリの種類を問わずユーザビリティを各段に向上させるので絶対に導入しておきたいプラグインです。