マイクロソフトは先月、コードを記述せずに機械学習モデリングおよびそのトレーニングを可能にするアプリ「Lobe」を公開した。
画像をLobeに読み込ませラベリングすることで、データサイエンティストとしての経験がない人であっても、これまでよりも容易に機械学習データセットを作成することが可能となる。Lobeでは読み込んだデータから適切な機械学習アーキテクチャを自動で選択し、さらに作成したデータセットをアプリ、ウェブサイト、Raspberry Piなどのデバイスなどで利用できる。OSに依存しないため、Mac、Windows いずれでも操作可能だ。
例えば上記のようにトヨンベリーの低木をLobeにインポートさせた場合であれば、Lobeがそれを認識し、下記のようにデータセットを作成する。
Microsoftによれば、Lobeは現在画像解析のみをサポートしているが、将来的には他のモデルやデータ型にサービスを拡張する予定だ。