みなさん、こんにちは。
ノーコード初心者の方に向けて第2回目のチュートリアルということで「Clickを学ぶ上で覚えておくべき用語」を紹介していきたいと思います。
これらの用語はClickを実際に触っていく上で自然と覚えていくことになるので、完璧に覚える必要はありません。本記事は辞書のように使ってみてください。
また、前回のチュートリアルにて「Clickへの登録からログインまで行う方法」を記事にしているので、Clickにまだ登録していないという方はそちらから先に登録をして頂けますと幸いです。
ノーコード
ノーコードとは「コードを書かなくてもWebサイト制作やアプリ開発などができてしまう画期的なサービス」のことを言います。
今までは、コーディング(プログラミング言語を書くこと)を1から学んで勉強しない限り、ホームページ制作やアプリ開発を行うことはできませんでした。
しかし。ノーコードツールを使えば、一切コードを書かずにWebサイトやアプリ開発が可能となります。
もちろん、Clickも同様に一切コードを書かずにアプリを開発することができます。
UI/UX
UIとは「ユーザー・インターフェース(User Interface)」の略で、直訳すると「ユーザーとの接点」という意味になります。簡単に言えば「アプリケーションやWebサイトの見た目や使いやすさ」のことになります。
UIは、色を分かりやすくする、読みやすい文字の大きさ・フォントにする、アイコンの最適化、導線の設計などにより向上させることが出来ます。UIは、アプリケーションを開発をする上で、ユーザーがサイトを利用する際の顔となるくらいに非常に大切な位置付けとなります。
一方のUXとは「ユーザー・エクスペリエンス(User eXperience)」の略であり、直訳すると「ユーザーが得られる体験」という意味になります。そのプロダクトやサービスを使う人の得られる包括的な体験を指します。
ドラッグ&ドロップ
ドラッグ&ドロップ(drag-and-drop)とは、直訳すると「ひきずって、手放す」という意味になります。
ドラッグ&ドロップのドラッグは、移動させたいものにマウスのカーソルをあわせ、マウスの左側のボタンを押したままの状態で動かす操作です。 まるで目的のものをつかんで持ち上げたような状態になります。ドロップはドラッグしたアイコンを移動させたい場所で押していたマウスの左側のボタンを離す操作です。
Clickでは以下のような操作になります。
データベース
データベースとは、ある特定の条件に当てはまる「データ」を複数集めて、使いやすい形に整理した情報のかたまりのことを表します。
コンピュータ上で管理するデータをデータベースと呼ぶことが多いですが、紙の上で管理する「電話帳」や「家計簿」なども立派なデータベースになります。
Clickでは以下の画像のようにデータを管理します(画像はおつかいアプリのデータベース)。
※たまにデータベースのことをDBと訳されることがよくあるので、ぜひ覚えておいてください。
WEBアプリ
WEBアプリとは、「インターネット上で使うアプリケーション」のことです。場合によっては「高度な機能を持ったWebサイト」とも言えるでしょう。
特徴としては「アプリケーションをわざわざインストールせずとも使うことできる」ことが挙げられます。
Clickもインストールせずに「インターネット上で使うアプリケーション」であるためウェブアプリと言えます。
ネイティブアプリ
ネイティブアプリとは「手元の端末(スマートフォンやパソコンなど)にインストールして利用するアプリケーション」のことを言います。
例えば連絡ツールである「LINE」は、基本的にインストールして使いますよね?そのようなツールがネイティブアプリと呼ばれます。
基本的にスマートフォンで使うようなアプリは、ほとんどがネイティブアプリとなっています。
ちなみに、ClickではWEBアプリもネイティブアプリも作成することができます。
モバイルアプリ
モバイルアプリとは「スマートフォンで使われることを前提に作られたアプリ」のことを言います。
Clickで作成されるアプリケーションは、スマートフォンの形を前提に作られているため「モバイルアプリを専門としたノーコード開発ツール」になります。
カラーコード
カラーコードとは、色を指定する際に使われる「#」から始まる6桁の英数字の羅列になります。
特にこのカラーコードの英数字の羅列を覚える必要は全くありませんが、6桁の英数字で色を決定するということは覚えておくといいでしょう。
API
APIとは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)」の略で、直訳すると「アプリケーションとプログラムの接点」という意味になります。つまりAPIを使うことにより、外部のアプリケーションと機能をつなげることができます。
身近な例で言えば、このAPIを使うことによって、Twitterアカウントでのログイン機能の実装やGoogleマップの連携などができるようになります。
APIキー
APIキーとは「APIを使うために必要なパスワード」のようなものになります。
基本的にどのようなノーコード開発サービスでも外部のアプリと連携する際は、APIキーが必要になります。
そしてそのAPIキーは特定の手順を踏むことによって取得することができるので、実際に使う場合は「〇〇 APIキー 取得方法」と検索すると出てくるので、それに沿って取得する必要があります。
取得したAPIキーは、ノーコード開発サービスのAPIキーを入力するところで記入すれば、使うことができるようになります。
Clickでは以下のようにAPIキーの入力欄があります(例はGoogleマップとの連携)。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
これらの用語はある程度理解しておくだけでClickをよりつまづかずに学ぶことができるようになります。
なので、ぜひこれらの用語は覚えておいてください。
NoCodeJapan株式会社では今後もClickの使用方法に関して発信していきます。