企業向けノーコードツールを展開するUnqork社は、10月初頭、大手監査法人KPMGと提携し、KPMGのノウハウを活用したエンタープライズ向けノーコードソリューションを提供することを発表した。

Unqorkは金融サービス・保険業界向けのノーコードツールソリューションを提供しており、北米、ラテンアメリカ、アジア各国で利用されている。日本語・日本円へも対応しており、保険会社用に引受や契約締結に至る一連の業務に対応するプラットフォームを構築することができる。
(公式サイト:https://www.unqork.com/)
今回KPMGとパートナーとなることで、KPMGが持つ金融サービスへの深い知見をサービスに取り入れるほか、新たな領域としてヘルスケアと公共部門のクライアントへのサービス提供も想定している。
両者は2年以上協力関係にあり、直近で言えば、大手非営利集合住宅金融会社であるCommunity Preservation Corporation(CPC)およびその子会社であるCPC Mortgage CompanyLLC向けの住宅ローンの猶予および損失軽減ソリューションを立ち上げていたが、今回の提携を機に、よりデジタル世代における金融業務改革を推進していきたい考えだ。
(参考:KPMG and Unqork Collaborate to Deliver No-Code Solutions for Organizational Change)